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vcpkg を使って assimp を導入する

プログラミング

NuGet でパッケージを導入することはこれまでのプロジェクトでは自然とやっていましたが、そういえば vcpkg を使ってはいないなぁということに気づき、今回導入をしてみました。オープンソースのアセットインポーター assimp が vcpkg 対応していたから、というのも理由の1つです。

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vcpkg のインストール

vcpkg はオープンソースで開発されている Microsoft 製の C++ プロジェクト用のパッケージマネージャです。開発は、https://github.com/Microsoft/vcpkg で行われています。

このリポジトリからコードなど一式を取得して、bootstrap-vcpkg.bat ファイルを実行すると処理が開始します。この実行が完了したら、下記のコマンドを実行して、Visual Studio への統合を行っておきます。このときファイルのコピーの都合でしょうか、途中で管理者権限を要求されることもありました。

vcpkg integrate install

この vcpkg リポジトリを配置した場所が vcpkg で取得する各種ファイルの置き場になるようですので、適当な場所への配置だと困ることになるでしょう。

assimp のインストール

assimp を使えるように vcpkg を使ってインストールを行います。インストールには下記のコマンドを実行しました。これにより、システム全体で使用可能になりました。(Visual Studio に統合しているため、プロジェクトのプロパティを確認すると vcpkg の情報が増えていました)

vcpkg install assimp:x64-windows

ここでは、x64-windows を明示的に設定して、x64 のライブラリがインストールされるようにしています。この指定が無い場合、 x86 (32bit) のものが選択されていると見なしインストールをするようです。

このassimp のインストール手順は https://github.com/assimp/assimp/blob/master/Build.md にも記載があります。この手順通りで実行してインストールが出来ますが、最初 x64 ビルドが通らずに手間取っていたら、実は vcpkg のデフォルトの挙動で x64 版がインストールされていない、というオチでした。

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